27記事目・「夢と金」からの学びを生かす ハイスペックは他者満足 オーバースペックは自己満足

私の話

こんにちは、ちゃきんです

西野亮廣さんの著書、「夢と金」

先日、同書籍が、発行部数20万部を突破されたニュースを聞き、世間の注目の高さに驚きます

現在我が家では、私の次に、奥様が読み進めています

奥様は「飛行機の座席の価格設定」の内容に触れ、初めて触れる考え方だと衝撃を受けていました

円安、物価高と日本が「お金」に関する話題で頭を悩ませるこのタイミングでこの書籍に出会え、家族で学べる事は、非常にラッキーです

西野亮廣さんこのタイミングで素敵な書籍を書いて下さり、有り難うございます

ハイスペックは他者満足・オーバースペックは自己満足

先日、「夢と金」からの学びを自分の中で生かせた出来事を経験致しました

以下、書籍からの引用です

満足ラインを超えた技術(パフォーマンス)の名は「オーバースペック」と呼ぶ。

「オーバースペック」は自己満足であり、お客さんの満足度にはカウントされない

「夢と金」 著者:西野亮廣 出版:幻冬舎 より引用

書籍の中の、この部分に惹かれ、引用部分の文章が書かれている章には、大量の付箋を貼り付けています

職人気質の方ほどに、「1点刻み」の点数上昇に拘る傾向がある

ただ、それは求められている満足ラインを超えた場合、自己満足に過ぎない

特にこの内容に触れた際、自分の仕事での立ち居振る舞いを思い出し、思い当たる部分がアリアリでした

西野亮廣さんがオーバースペック「自己満足」と表現されていた事に対し、

相手に、他者に価値を提供する事を目指す事から、私はハイスペック「他者満足」という意味に捉えます

「理学療法士」は職人気質が生じやすいお仕事

私は、患者さんにリハビリテーションを提供する「理学療法士」という仕事をしています

同じ医療の中でも、「薬」や「手術」等、目に見えて変化や効果が実証しやすいものと比べ、「運動」や「練習」といった、「数値化」や「見える化」が難しい分野に関わっている立場が「理学療法士」だと感じています

一言に「リハビリテーション」と言っても、診療科により考え方や、求められる関わり方が異なります

怪我や病気の程度、担当される医師の方針によっても、その内容は様々となります

その為、科学的根拠を持つ部分と、リハビリテーションを提供する個人に委ねられる部分が複合的に存在するお仕事です

個人に委ねられる部分があるからには、「職人気質」が生じる事は必要不可欠なのだと思います

「職人気質」から、患者さんと向き合い、病状について理解を高める事

患者さんに対して行う、リハビリテーション手技の技術を磨く事、磨き続ける事

これは、患者さんと接する仕事を続ける以上、避けて通る事の出来ない、必要な取り組みだと思います

ただ、目の前の患者さんをおざなりにしてしまい、自己満足が優先されて、知識や技術の向上に努めてしまう事は、「オーバースペック」に該当する様に感じます

「少しでも、患者さんに良いリハビリテーションを・・・」

そういった思いから、あらゆる研修会へ参加し、手当たり次第文献を読み漁っていた時期がありました

「夢と金」を読んだ事で、もしかしたら、あの頃の自分は「相手」より「自分」を尊重し、「オーバースペック」を目指していたのかもしれない・・・と、ハッとしました

勿論、日々、知識や技術の向上に取り組み続ける事は必要だと考えます

その際、「自己」よりも、そこに確かに存在する「相手」、「他者」を尊重し、「ハイスペック」なリハビリテーションを提供し続けられる様に、褌を締めてかかりたいと思います

「ハイスペック」を意識した足底板の提供

私は職場で、医師の処方、患者さんご本人の同意を得た上で、「足底板」という治療用の補助具を作成し、リハビリテーションを提供する中の一環として、患者さんの治療に活用する作業を行っています

足底板の材料 撮影:ちゃきん

「足底板」に関する詳細は、権利上の理由と、ご指導して下さった先生方への敬意を示し割愛致しますが、十分な検査と確認作業の後にお渡しする足底板は、ご縁のあった患者さん方から、概ね好評の声を頂いております

この足底板の作成作業・・・

熟練の先生方と比較し、私の出来はまだまだ未熟であり、作成時間も多くを要してしまう状況です

先日、外来のとある患者さんへ、次回の予約日に足底板をお渡しする事をお約束しました

しかし、私の体調管理が行き届かず、作業時間を確保していた予約日の前日に体調を崩した為、十分に作業を進める事が適わない状況を招いてしまいました

予約当日の朝を迎え、お渡しに関して日程延期の調整を行う事も頭によぎりましたが、

拘りを手放し、患者さんが効果を実感して頂く、最低ライン、満足ラインの「ハイスペック」に位置づけられる仕上げに徹する事で、予約時間ギリギリまでに間に合うと考え、職場へ早々に出勤し、朝一から作業に取りかかりました

恥ずかしながら、「夢と金」に出逢う前の私なら、「自己満足」な「オーバースペック」な仕上がりに拘り、迷う事無く、延期の調整に踏み切っていた様に思います・・・

「違う!患者さんは一日でも症状の悩みを緩和させたい筈!尊重すべきは、目の前の相手(患者さん)だ!」

冷静になれば、当然に思えるその考えに至り、

作成時に使用する機械をフルスロットルで稼働させ

「フロー状態」に入る程に自分なりに全集中となり作業を進め

結果、予約時間のギリギリに作業を完了させ、お約束の時間に間に合う事が出来ました

勿論、仕上がりに手は抜いておりません

一方で、「もう少し・・・もう少し・・・あとちょい・・・」と言った、90点を91点にしたい思いは手放す事に徹しました

お渡しした足底板は、患者さんに受け入れて頂き、痛みを軽減し、歩きを整える効果を実感して頂く事が出来ました

次回予約の際に、必要に応じた追加の微調整に取り組む予定です

少し意味合いが異なるかもしれませんが、

私なりに、「夢と金」からの学びを生かせた経験となりました

おわりに

今回は、書籍「夢と金」からの学びのアウトトッップを兼ねて、印象に残った経験を元に記事に致しました

「夢と金」を読み進めた奥様と、書籍に関する感想を交わす日が楽しみです

その次は小学5年生の長女の番です

「夢と金」の学びが、広がっていく事を切に願います

ここまでお付き合い下さり、誠に有り難うございます

またのお立ち寄り、宜しくお願い致します

ちゃきん

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