40記事目・天然のクーラー 「球泉洞」in熊本県・球磨村

おでかけ熊本

こんにちは、ちゃきんです

暑い日々が続く中、とっても快適な「天然のクーラー」を体験して参りました

今回は、「天然のクーラー」を体験出来る、熊本県の「球磨村(くまむら)」にある、「球泉洞」についてご紹介致します

「球泉洞」入口のトンネル 撮影:ちゃきん

「球泉洞」は夏の「涼」を求めて出掛けるにも適しており、

鍾乳洞の中を巡る、非日常体験は、「夏休みの思い出作り」にも、とってもオススメな場所です

我が家では、奥様や娘達も気に入ってくれた様でした(*^O^*)

最後までのお付き合い、是非、宜しくお願い致します

「球泉洞」の場所

緑溢れる、素敵な景観に囲まれている場所です 撮影:ちゃきん
  • 住所:熊本県球磨郡球磨村大字大瀬1121

「球磨村」を「たまむら」と読んでいた事を正直に告白します(;゚ロ゚)

「球磨村」と書いて「くまむら」の読みが正しい様です

  • アクセス: ※「球泉洞」パンフレットより

○ お車

・芦北インターより人吉方面へ約20分

・八代インターより人吉方面へ約50分

・人吉インターより八代方面へ約25分

○ バス(九州産交バス

・人吉より神瀬方面・球泉洞バス停 下車 (約40分)

パンフレットには、「芦北インター」から「球泉洞」まで車で20分と掲載されていますが、道中は信号も少なく、私達が訪ねた際は、道も混み合う事無く、スムーズに到着出来た印象です

途中、山道が車道が細く、カーブの多い場所もありますので、スピードの出し過ぎには十分注意が必要です

「観光バス」も通るエリアですので、バスとすれ違う際は、特に安全運転をオススメします

鹿児島からは、「鹿児島中央駅」から見て、「約1時間34分」の場所に位置します

熊本県とは言え、1時間半弱でおでかけできる場所であり、鹿児島や熊本の方々にとって、今年の夏休みに出掛けやすい場所の様に感じます

「球泉洞」の概要

熊本県球磨村に位置する『球泉洞』は、昭和48年に愛媛大学学術探検部によって発見された、九州本土最大級の鍾乳洞です。鍾乳洞は全長約5,000mで、一般への公開は安全を確保できる約1,000mとなっています。鍾乳洞は、約3億年前までは、海中にあった石灰岩層が隆起し、長い年月をかけ少しずつ浸食を受けながら今の形までに形成されたと考えられ、今現在もその浸食が続いています。

球泉洞パンフレットより引用  制作:球磨村森林組合

これまで、鍾乳洞を言えば、山口県にある「秋芳洞」しか見学の経験がありませんでした

鍾乳洞=秋芳洞

というイメージを強く持っていました

山口県で専門学校時代を過ごした奥様に連れられ、子どもが生まれる前に秋芳洞を訪れた事もあり

自然の力で作られた鍾乳洞の姿に魅せられた事が思い出に残っています

いつかは、子ども達も一緒に訪れてみたいな・・・、ただ、鹿児島から山口は遠いな・・・

そんな事を考えていたところ、歳の少し離れた先輩キャンパーの友人お二人より

「いや、熊本にも鍾乳洞はあるよ」

「鹿児島寄りの場所で行きやすいし、最近リニューアルされて綺麗になったみたいだから、家族に1度行ってみたら良いと思うよ」

と今年の1月に行った冬キャンプの際に熱心に紹介して頂きました

「えっ(゚Д゚)!!!!熊本にも、有名な鍾乳洞があるんですかっ!!!!????」

まだまだ世の中、知らない事、知ろうともしなかった事が多すぎです

先輩キャンパーに教えられ、直ぐにGoogleマップで「球泉洞」を検索し、「行ってみたい」リストへ登録しました

そんな事もあり、今年の冬の時点から、夏の季節に家族で「球泉洞」へ行く事を計画しておりました

「球泉洞」利用のご紹介

建物外観・左手前が「森の香房」 右奥が「球泉洞」  撮影:ちゃきん
  • 定休日:毎週 水曜日 ※水曜日が祝祭日の場合は営業される様です
  • 営業時間

[球泉洞見学] 9:00~17:00 ※最終の入洞時間は16:45まで

[関連施設]

○ ショップ 9:00~17:00

併設施設の中には、お洒落なお店が並びます

特に、建物が新しい「森の香房」の中には、次の3つのお店が入っています

・食パンとはちみつの専門店の「ひなた」

・ソフトクリーム&カフェのお店「花香房」

「球泉洞モンベルコーナー」

今、注目が高まっているのは、2023年の4月1日よりオープンした、「球泉洞モンベルコーナー」です

ここでしか購入出来ない、「球泉洞」と「モンベル」のコラボ商品も並んでいます

私がお店を覗いた時は、マグカップやTシャツなどのおコラボ商品を見かけました

「モンベル」でキャンプ道具を揃える事にこだわりを持つ、キャンプ先輩にも是非、オススメしたい場所です

(実際、キャンプ先輩へ報告したところ、早速9月の末に、同ショップを含めた球磨村方面のキャンプが計画されました。今から楽しみです)

○ 幸盛亭 営業→11:00~15:30  弁当→当日10:00注文締め切り

「幸盛亭(コウモリ亭)」は、併設施設の1階にあるお食事処です

「球泉洞」の中に、コウモリの巣の後や、実際に天井高くに飛ぶコウモリの姿が確認される事から、お店の名前に「コウモリ」が使われている事を想像します

また、関連施設は、写真にも写る「森の香房」とは別に、「センター森林」という施設があります

「センター森林」の中にあるお店は、以下の通りです

・球泉洞フレンドアンテナショップ

・球磨川ラフティング メインストリーム

・林業用品(ハスクバーナ) 山香房

  • コースについて ※「球泉洞」パンフレットより

一般コース:洞内を見学コースに従って、徒歩で観覧するコースです。(所要時間30分程度)

探検コース:ヘルメットと長靴を着用し、40m縦穴を階段で降り、更に地中深を見学できるアドベンチャーコースです。 (所要時間60分程度)

今回は、家族5人で「一般コース」を見学して参りました。その様子は、後ほどご紹介致します

  • 入場料金 ※「球泉洞」パンフレットより

[大人(高校生以上)] 一般コース:1,100円 ・ 探検コース:1,900円

[中学生]       一般コース:800円  ・ 探検コース:1,600円

[小学生]       一般コース:600円  ・ 探検コース:1,400円

[幼児(3歳以上)]  一般コース:450円  ・ 探検コース: 対象外

※料金には消費税が含まれています

※1団体20名以上から団体割引があります

「天然のクーラー体験」ができる「球泉洞」

ここからは、「球泉洞」を実際に家族で見学した様子を振り返り、ご紹介致します

今回は、大人2人と、小学生の娘3人の計5人で「一般コース」を見学致しました

事前に公式ページや、Instagramで情報収集し、小学生低学年でも、「一般コース」であれば安全に楽しめる事を知り、興味を持ちました

見学に向け、我が家が準備した装備(準備)は以下の内容です

・水筒(30分程度の道のりにつき、水分補給は大事)

・運動靴の着用(階段や、傾斜のあるコースもあり、動きやすい靴がオススメ)

・寒さが少し不安なら、1枚上から羽織る薄手の上着(思った以上に寒く感じる場合もあります)

・事前のお手洗いは必要不可欠!!(洞内にはトイレはありません、必ず手洗いを済ませておく必要があります)

・JAF会員証(会員証の呈示で、利用料の割引をして頂けます。5人分の割引は、案外嬉しいポイントです)

利用したのは、夏休みが始まる直前の7月17日

訪ねた時間は10:00過ぎでしたが、既に厳しい暑さを感じました

「外がこんなに暑いと、洞内の涼しさも余り期待出来ないかもね~・・・」

なんて話をして、入口に近づいていくと

「つ、冷た~~~~っ(゚Д゚)!!!!」

鍾乳洞の入口前の、チケット売り場の時点から、洞内から流れてくる、寒いくらいの冷気を感じられました

スタッフの方に聞くと、全く冷房は使用しておらず、「自然の冷気」だけとの事

洞内の温度は、1年を通じて「16℃」ほどで、場所によって多少の温度の変化はありますが、夏でもひんやりとした空間に保たれている様です

人数分のチケットを購入し、早速出発です

鍾乳洞へ続く「入口トンネル」では、交互に配置された青いLED照明により、神秘的な空間が演出されています

パンフレットの表紙にもなる「入口トンネル」  撮影:ちゃきん

コースを進むと、直ぐに自然の造形が広がります

球泉洞 洞内① 撮影:ちゃきん

洞内のあちこちに「コウモリの巣」の跡があります

実際、天井の高いエリアには、数匹のコウモリが飛び交っている様子が見えました(人には寄ってこない様でした)

球泉洞 洞内② コウモリの巣の跡があちこちに 撮影:ちゃきん
球泉洞 洞内③ 撮影:ちゃきん

「一般コース」終盤に位置する「フローストーン」

球泉洞 洞内④ フローストーン 撮影:ちゃきん

到底、人の手では作る事ができない様に感じる造形に、目を奪われます

何組もの観光者の方々が、通り過ぎて行く中、我が家は15分くらいこの場所に留まり、写真を撮影したりして眺めていました

子ども達は早く移動したそうでしたが、私達夫婦は、いつまででも眺めていれる、そんな思いでした

球泉洞 洞内⑤ フローストーン(近くで撮影) 撮影:ちゃきん
球泉洞 洞内⑤ カーテンと石筍(せきじゅん) 撮影:ちゃきん

どれだけの年月を重ねて、作り出されたのか・・・

3億年とも言われている長い長い年月

地球の偉大さに驚きを感じます

球泉洞 洞内⑥ ホマーテ型石筍(せきじゅん) 撮影:ちゃきん

鍾乳洞の外にこんな楽しみも

鍾乳洞の外、併設されている「森の香房」2階のウッドデッキには、「幸せの鐘」が設置されています

幸せの鐘 撮影:ちゃきん

この鐘は、令和2年7月4日に発生した「熊本南部豪雨災害」により被災後、「球泉洞「の復旧に向けて応援して下さった方

復旧後に「球泉洞」へ足を運んで下さった方々の幸せを願って設置された様です

「恋人の聖地」としても選定されている様です 撮影:ちゃきん

ウッドデッキスペースは、「幸せの鐘」を含む撮影スポットも設けられ、くつろげる空間が用意されています

建物の中も、「イートインスペース」として利用する事が出来る為、暑さが厳しい中でも、涼しく過ごす事が出来ます

私達も、1階で購入した食材を、2階でゆっくりと頂きました

利用者が自由に頂く事が出来る、「レモン水」が用意されていた事も、嬉しいポイントでした

森の香房2階ウッドデッキ 撮影:ちゃきん
ウッドデッキからの景色 撮影:ちゃきん

次は9月末に「探検コース」を予定

今回、7月下旬、夏の暑さの厳しい季節に訪れ、「天然のクーラー」を満喫し、「涼」を感じる事が出来ました

非日常的体験を家族で過ごす事が出来、良い思い出となりました(^_^)

夏とは真逆の冬に訪れた場合はどうなるのかな?

それでも「16℃」ほどに保たれ、むしろ寒さが和らぐのか・・・

それとも、極寒の寒さを感じる事となるのか・・・

こわいもの見たさもの心理も働き、興味を持ちます

冬ではありませんが、次回は、キャンプ先輩と9月の末頃に「球泉洞」を訪れる計画を立てております

次回に挑戦するのは、今回の見学を見送った「探検コース」

キャンプ先輩も、家族で訪れた時から気になっていたコースとの事で、次回、キャンプのアクティビティとして、「球泉洞の探検コース」を取り入れる事と致しました

今から楽しみです

おわりに

今回は、熊本県の「球磨村(くまむら)」にある、「球泉洞」についてご紹介致しました

「天然のクーラー」は、夏でも涼しく快適です

エアコンの冷気が苦手な方でも過ごしやすく、オススメの場所です

我が家のエアコンが苦手な奥様も、「球泉洞」の天然の「涼」を気に入ってくれていました

是非、この夏のおでかけ候補にご検討下さい

この記事が、皆さんのおでかけ情報収集に向け、少しでもお役に立てれば、嬉しく思います

最後までお付き合い下さり、誠に有り難うございます

またのお立ち寄りも、是非とも宜しくお願い致します

ちゃきん

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