48記事目・偵察!無料のキャンプ場 遙拝(ようはい)八の字広場 in熊本県八代市

おでかけ熊本

こんにちは、ちゃきんです

今回は、熊本県八代市にある無料のキャンプ場「遙拝(ようはい)八の字広場」についてご紹介致します

「遙拝八の字広場」の景観① 撮影:ちゃきん

まだ実際にキャンプで利用した訳ではありませんが、偶然、このキャンプ場を見つけ、いてもたってもいられず

奥様のおご理解の元、単身で偵察に行って参りました

気になるキャンプ場を見つけると、実際に利用する前に偵察に行きたい気持ちになる性分です(^0^;)

(毎回、理解して下さる、懐の深い奥様に深く感謝します(ToT))

「遙拝」・・・初見では読むことが出来ませんでしたが、「ようはい」と読む様です

今回の偵察結果のご報告が、皆さんのおでかけ、キャンプ場選びの参考になれば幸いです

是非、最後までお付き合いの程、宜しくお願い致します

「遙拝八の字広場」の場所

  • 住所:熊本県八代市渡町瀬脇1267

車の移動で、「鹿児島中央駅」からは、有料道路を利用し「約1時間50分」の位置にあります

流石に、鹿児島市内から目指すには、少し遠いかもしれませんが、高速道路「九州自動車道」を利用する事で、移動は非常にスムーズに感じられます

「九州自動車道」「八代インターチェンジ」からは、高速を降りて「約8分」の位置にある為、アクセスし易い立地となっています

鹿児島から目指す方に限らず、熊本市内や福岡方面かのアクセスに恵まれている事も、オススメ出来るポイントです

キャンプ場入口には、見やすい位置に案内が立てられています 撮影:ちゃきん

「遙拝八の字広場」は、非常に見渡しの良い立地にあります

写真の、大きな案内も入口部分に立てられている為、近くまで行かれると、道に迷う事なく、キャンプ場へ到着出来るかと思います

キャンプ場の入口は1箇所です

入口部分に、入場車両の高さ制限(4.5mまで)が設けられておりましたが、相当高い位置に制限が設けられていた為、キャンピングカーを含む一般車両に関しては、問題なく入場できそうです

「遙拝八の字広場」の概要

  • オープン日時:2022年(令和4年)8月20日

「遙拝八の字広場」は、今年の夏にオープンしてから1周年を迎えたばかりの、まだまだ新しく、整備された綺麗な「アウトドア・屋外イベント施設」です

入口に近い「芝生エリアA」の端から見渡す、キャンプ場全体像 撮影:ちゃきん

八代市が発行されている資料によると、地域の活性化及び治水場・河川利用上の安全性を向上させることを目的とし、整備が進められた様です

着工開始当初は、「2020年(令和2年)8月」に完成を目指していたとの事ですが、同年7月に、地域が豪雨によって被災した事を受け完成時期が延期となった経緯があるとの事でした

その後、再整備が行われ、2年後の「2022年(令和4年)8月」の完成に至ったとの事です

完成までに至る経緯を知りますと、使用させて頂く際の有り難みを、増し増しに感じます(;。;)

  • 料金:無料
  • 予約:不要
  • 追い合わせ先:0965-33-4115

八代市観光・クルーズ振興課(平日8:30~17:15)

  • 駐車場:有り(無料)

駐車場は、普通車用102台、身体障害者用5台、大型者用6台の駐車が可能であり、広々とした駐車スペースが確保されています

  • サイト仕様:

フリーサイト → 芝生エリアA ・ 芝生エリアB

オートサイト → 砂利エリア(車中泊も可能)

3つ存在するエリアの「芝生エリアA」「芝生エリアB」には、車の乗り入れは不可の「フリーサイト」仕様となっております

「芝生エリアA」の様子 綺麗な芝生が特徴的で嬉しいです 撮影:ちゃきん

しかし、「フリーサイト」仕様と言っても、利用エリアと駐車場の位置が非常に近い為、荷物の運搬も非常にし易い環境となっています

「芝生エリアB」に関しては、車両の駐車位置がサイト寄りとなっている為

テントを張る位置を駐車場寄りを選択する事で、車を横付けした「オートサイト」感覚での使用も可能かと思います

「芝生エリアB」の様子 駐車した車両の直ぐ近くにも、設営が可能です 撮影:ちゃきん

場所取りの位置に恵まれれば、様々なスタイルで楽しむ事が出来そうです(^_^)

「芝生エリアB」 川寄りの様子 撮影:ちゃきん

一番奥のスペースが設けられている「砂利広場」は、車両の乗り入れも自由に出来るエリアとなっています

「砂利広場」の様子 上級者向けのエリアに感じます 撮影:ちゃきん

「砂利広場」は、「遙拝八の字広場」の中で唯一、「直火」での利用も許可されているエリアです(八代市の公共施設としては初の許可施設)

「直火」や「車中泊」など、楽しみ方の幅が広がります

一方で、最も水場やトイレ、入口からも遠くなりますので、上級者向けのエリアの様に、私は感じました

利用される際は、ご自身のキャンプレベル、スタイルに合わせてエリアを選択される事をオススメします

  • トイレ&水場:有り
建物左手が「水場」、中央が「トイレ」入口

完成して1年ちょっとの「水場」「トイレ」を併設した建物です

私が利用した時は、綺麗に整備されており、キャンプでも安心して活用出来そうな環境でした

トイレ入口から入り、左手が「男性用」、右手が「女性用」、中央が「多目的トイレ」と3種類に分かれています

「男性用」のトイレを確認した上では、「洋式」の便座が用意されていました

キャンプ場選びにおいて、トイレの設備は、とっても重要なポイントです

「無料」×「予約不要」=弾丸ソロキャンプへGO!

「遙拝八の字広場」の最大の魅力は、整備された芝生や設備、完成して間もない綺麗な環境にも関わらず

「無料」である事っ(゚Д゚)!!

これだけ整備されたキャンプ場で、「無料」というのは、なかなか無いと思います

感謝感謝です

概要欄にも記載しましたが、しかも「予約不要」という所も、とっても魅力的です

「無料」×「予約不要」

この2つが揃うとなると、平日に、ふと思い立って、「1.5日」のお休みでも出来た日には、弾丸でソロキャンプにも行けちゃう環境になると考え、私は胸を躍らせます

鹿児島にある「藺牟田池キャンプ場」に続き、「弾丸ソロキャンプ地」に有力候補になりそうな予感です

 →39記事目・ソロキャンプ 平日半日勤務後にDASH in藺牟田池キャンプ場

一方、「予約不要」である事から、お客さんが賑わう季節や週末、連休においては、「早い順」となる事が見込まれます

混み合う事が予測される週末は、早い時間帯から設営に向かうなど

日程によっては、利用に向けた工夫が必要そうです

勿論、「無料」である事から利用の際は、お互いにルールとモラルを守った振る舞いを行う事が大前提となる、大事なお約束です(^_^)

素晴らしい景観の中、チェアリング☆

「遙拝八の字広場」は景観が素晴らしい場所でした

「芝生エリアA」と「芝生エリアB」では、芝生が綺麗に整備されている事に加え

キャンプ場隣を流れる「球磨川」を眺める事が出来る事も、嬉しいポイントです

キャンプ場隣を流れる「球磨川」と「遙拝堰(ようはいぜき)」 撮影:ちゃきん

敷地内には、記念碑も設けられています

「八の字堰(はちのじぜき)」の記念碑

記念碑の後ろ部分に写真に写る、独特な「八の字」に分けられ流れる川の形状は

江戸時代初めに肥後藩主の「加藤清正」が、治水と水利を目的として、自然石を組む事で築造された「八の字堰(はちのじぜき)」と呼ばれるものだそうです

一度は、昭和の河川事業で姿を消したそうですが、2019年に復元されたとの事でした

また、「球磨川」の上を通る高速道路「南九州西回り自動車道」も、圧倒的な存在感があり、景色に彩りを添えてくれます

高速道路に並んで見える「肥薩おれんじ鉄道」も、レトロな雰囲気が感じられ、良いです

奥から「肥薩おれんじ鉄道」「南九州西回り自動車道」「八の字堰記念碑」 撮影:ちゃきん

川の流れを近くに感じながら、歴史ある「八の字堰」も含めた数々の景観を堪能する一時は、何とも贅沢な瞬間です

今回は、「偵察」目的でしたので、キャンプはなくなくお預け・・・

ですが、少しでも「遙拝八の字広場」を堪能すべく、

道中で購入した「ノンアルコールドリンク」と、車に常備してある「ダイソーの200円チェア」を取り出し

簡易的に「チェアリング」をスタートします(^_^)

簡易的に「チェアリング☆」をスタンバイっ!! 撮影:ちゃきん

「偵察」が主な目的とは言え、何もせずに帰るなんで、勿体ない事は出来ません

素晴らしい景観に・・・乾杯っ!!(あくまでもノンアルコールです)

チェアリングにて乾杯っ!! 撮影:ちゃきん

・・・ノンアルでも、チェアリングだけでも、案外楽しめました(^_^)

この楽しみ方も、何だか癖になりそうです

「肥薩おれんじ鉄道」と「南九州西回り自動車道」を激写する

キャンプ場の紹介のラストとして

近くで眺める「肥薩おれんじ鉄道」と「南九州西回り自動車道」に、私が独り夢中になって撮影した様子をご紹介します

  • 肥薩おれんじ鉄道
肥薩おれんじ鉄道① 撮影:ちゃきん

レトロな雰囲気に惹かれ、「撮り鉄」でも無いのに、写真の枚数を重ねます

肥薩おれんじ鉄道② 撮影:ちゃきん

1時間に1本くらいの頻度で列車が走ります

丁度、キャンプ場内で、自分が遠い位置にいる時に列車が通り、急いで撮影します

何とか間に合い、独り満足げな私です

  • 南九州西回り自動車道
南九州西回り自動車道① 撮影:ちゃきん

生活に身近な「高速道路」ですが

実際に間近で眺める機会はそうそう無い為、間近で見られる事に感動を覚えました(注意:高速道路下、「高架下」での設営は禁止されています)

「高架下」から間近に眺める道路は、迫力があります

南九州西回り自動車道② 撮影:ちゃきん

近くのオススメ場所(神社2箇所)

せっかく、この機会に「八代市」を訪れたと考え、帰り道、近くにある神社を2箇所巡ります

  • 豊葦原(とよあしはら)神社

「遙拝八の字広場」から、徒歩で2分の位置にある神社です

境内に向かう道中は、見やすく案内が設けられています

「遙拝(ようはい)神社」は、「豊葦原(とよあしはら)神社」の愛称との事 撮影:ちゃきん

私も、当日は徒歩で向かい、参拝致しました

「豊葦原神社」入口部分の鳥居 撮影:ちゃきん

当日は、宮司さんが、親切かつ丁寧に対応して下さりました

「豊葦原神社」で頂いた御朱印 撮影:ちゃきん

手書きの御朱印を頂いた際、神社に纏わる歴史の話をして下さり、私も夢中になって聴き入りました

30分くらいは、お話頂いた様に思います

お話を伺うと、この「豊葦原神社」は、八代市の中でも、最も歴史のある神社との事

ふと立ち寄った場所で、思いがけずパワーを頂きました

お忙しい中の丁寧な対応に、感謝です(^_^)/

境内には、「八代みかん」が植えられています

「八代みかん」① 撮影:ちゃきん
「八代みかん」② 撮影:ちゃきん

宮司さんのお話より

世間一般で知られる「みかん」の語源が「三韓」にある事を知り、驚きました

背景に、自決に繋がった悲しい歴史があった事も、初めて知りました

世の中には、まだまだ知らない事、知る事で価値観が変わりうる知識が溢れています

  • 龍神社

「遙拝八の字広場」より、車で「約13分」の位置にあります

「八代市」にあるパワースポットの1つの様です

竜神社入口に飾られる幟 撮影:ちゃきん

珍しい、海上にある神社です

龍神神社① 撮影:ちゃきん

初めて、このような景色を観る事が出来ました

観る角度によっても印象が変わり、その姿に惹かれます

神社の隣にある「水島」は、万葉集の唄の中にも記される歴史ある場所の様です

「水島」の紹介(神社入口に掲示) 撮影:ちゃきん

たまたま見つけ、立ち寄った場所でしたが

こちらも、パワーを頂きました(^_^)/

今回は「満潮」時でしたが、「干潮」時は、神社周囲を歩いて散策する事も可能だとか

「干潮」時にも、いつか訪れてみたいです

おわりに

今回は、熊本県八代市にある無料のキャンプ場「遙拝(ようはい)八の字広場」についてご紹介致しました

「無料」×「予約不要」×「綺麗な整備」×「素晴らしい景観」・・

この記事を書きながらも、どんどん「ソロキャンプ欲」が高まっております

キャンプで繋がる皆さんにも、是非紹介したいと思います

今回の偵察のご報告が、少しでも、皆さんの参考になれば嬉しく思います

ここまでお付き合い下さり、誠に有り難うございます

またのお立ち寄り、是非、宜しくお願い致します

ちゃきん

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