72記事目・2024年の読書習慣 3月に読んだ本 6冊の振り返り

続ける、読書

こんにちは、ちゃきんです

鹿児島の地方で理学療法士として働きつつ、様々な場所へでかける、本を読む、体験を重ねる事で、RPGゲームのレベル上げの様に少しでも成長する事を目指し、日々を過ごしております。

今回は、2024年3月に読んだ本6冊を振り返り、ご紹介致します

3月は、2023年度末で、新しく迎える環境の変化に、不安を抱えつつも慌ただしく動いていた事を思い出します

選び手に取った本を振り返ると、その時々で自分が何に不安を感じ、どんな心境だったのかを思い返します

心境は何かに現れているもので、やっぱり嘘はつけないですね

この記事の紹介が、ご縁あってお立ち寄り下さった方の

書籍選び、学びのきっかけに少しでも繋がる事が出来ますと、嬉しく思います

どうぞ、お付き合いの程、宜しくお願い致します

脳の闇

  • 著者:中野 信子
  • ページ数:272

3月1冊目 (2024年 計12冊)

「新書」のコンパクトな見た目とは反対に、272ページのボリュームに加え、「脳科学」をベースとした専門的な知見が豊富に含まれる本書の内容は、読み進める事に難渋し、先月末から多くの時間を費やし、本日、ようやく最後のページを迎えるに至りました

濃厚なボリュームだけあり、理解出来た内容は僅かであったとしても、厳選してハイライトへ残した文面は、どれも学びの多い、印象に残る内容がピックアップされました

「そうなのか…」と自身の心理に気付きを貰った内容

「そうですよね…」と無意識の中で共感を求めていた内容

浅い感想になりますが、「脳科学」の奥深さを再認識します

著者が「あとがき」記した内容に

「読みづらいことを、本書ではまわりくどく、わかりやすいようになどと斟酌することもなく書いた。…(省略)…本書を理解することが困難な人がもしいたとしたら、あなたの知的水準がいまいちなのは私のせいではないので、どうかそのことだけはご理解いただきたい」

とある

私が本書を読み終えるまでに多くの時間を要した事

内容の理解が追いついていない部分が多く存在する事

著者の言い分を素直に受け止めるなら、つまりはそういう事なのだろうと思います

この現状に悔しさよりも、まだやれるという伸び代を自身に抱ける事は、喜ばしい事だと認識します

妻の勧めで手に取った本書

出会えて良かったです

本書を読み終えた方と、いつの日か意見交換出来ると、とても濃厚な時間になる様に思います

昨年のハロウィンキャンプ以来、なかなか逢えていない「共感する部分の多い、私にとっての貴重な友人の1人」がこのレビューを見て、いつの日か本書を読んでくださる事にちょっぴり期待を込めて感想を締めくくります

新版 科学がつきとめた「運のいい人」

  • 著者:中野 信子
  • ページ数:207

3月2冊目 (2024年 計13冊)

前書に続き、「中野信子」さんの著書を読み終えました

同じ著者が書かれた、大枠で同じテーマである「脳科学」を扱った書籍にも関わらず、非常に読み進め易く、全く趣向の異なる本書

思わず

「え、本当に同じ方が書かれた書籍っ!?」

「という衝撃を受けました

本書は、2013年に刊行された著者の書籍を加筆、再編集されたものです

にも関わらず、現在、書店ではビジネス書の売行き上位にランクされ、平積みで並べられている、注目の集まる1冊となっています

先に読んだ「脳の闇」が、本が売れる事や大衆へ受け入れられる事を度外視したものなら、本書は真逆の立場を徹底した仕上がりなのだと考えます

ここまで、目的に応じて表現を変える事が叶う著者に対し、強いリスペクトを抱くと同時に「脳科学」の奥深さを再認識する機会となりました

脳を「運のいい脳」に近づけていく為、本書からの学びを繰り返し振り返り、自身の振る舞い、思考の中へ落とし込んで参ります

改めて考えてみると、今、とても「ラッキー」に恵まれています

心に折り合いをつけて うまいことやる習慣

  • 著者:中村 恒子 ・ 奥田 弘美
  • ページ数:160

3月3冊目 (2024年 計14冊)

本書出版の時点で、89歳の年齢で精神科医を現役で続けられていた「中村恒子」さんの生涯を、資料と、本人への聴き取りを行う事で著者がまとめ、仕上がった念願の1冊

多数の書籍を執筆されている著者ですが、本書出版に向けては、長年、数々の出版社へ断られ続けた事を綴っています

自身も精神科医として活躍される立場である著者が、何としてでも「中村恒子」さんの存在、考え方、振る舞いを世に残したいと願い、ようやく日の目を見た本書

そんな経緯を知ると、今回縁あって手に取る事が出来た事、非常に幸運に思います

ニュースになる様な目立った実績、活躍は決して多く無いかもしれない

そんな「中村恒子」さんが「日々たんたん」と、89歳になられるまで長年続けて来た姿や言葉だからこそ、私自身、等身大で身近に感じられ、素直に受け止めたい学びを幾つも得られました

いつだって人生の大先輩の言葉は、聴く価値があります

本来ならお逢いする事、話を聴く事を叶わないだろう先輩方の体験や知見に触れる事が出来る読書。改めて楽しさを感じます

話し方で損する人 得する人

  • 著者:五反田 達成
  • ページ数:231

3月4冊目 (2024年 計15冊)

自身を見つめた時に、「コミュニケーション」は得意では無いと自覚します

幼い頃、10代、20代を振り返り、自分が「人見知り」に該当する事を感じ、その事が影響し、この書籍が位置づける「損」な経験を幾つも重ねて来ました

「あぁ…もう少し言い方があったろうに…」

「余計な事を話してしまったな…」

「その振る舞いは丁寧では無かった」

そう思い出す事は少なくありません

少しでも苦手を克服する為に、関係する書籍を重ねて来ました

職業選択の頃に「敢えて」対人を必須とする現在の職業を選択した考えも存在していた事も今となって思い出します

今後も少しでもマシになれる様に、読書も続け、日々の「話し方」、「振る舞い」に気をつけていきたいものです

キッズのココロわしづかみ術

  • 著者:小島 よしお
  • ページ数:184

3月5冊目 (2024年 計16冊)

「そんなの関係ねえ!」でお馴染み「小島よしお」さん2017年出版の著書

少し前に、第一子が誕生された著者ですが、当時はまだ自身の子どもさんはいらっしゃらない状況です

そんな中でも数多くのイベントの中で試行錯誤しながらキッズと向き合った経験からの学びを綴られた1冊

「軽めの本が読みたいな…」という思いから手に取りましたが、予想外に学びが得られる「熱い」1冊でした

「江頭2:50」さんに「小島よしお」さん、私が尊敬の念を抱く方々は「裸芸」の方々が少なくない様に気が付きます

ただ声を大にして言いたい

「あの年代で、あの身体、あの表現を維持されている姿は、『愚直』な努力の結果」

だという事を

自分に置き換え三人娘との向き合い方。自身の取り組み、姿勢への振り返りに対し気付きと勇気を貰いました

流石は「情熱大陸」で取り上げられる程の方だと感じます

引き続き出来る範囲「三人娘」にとってエネルギーが出る環境や経験を意識し、様々な場所へ出かける事や、本人らの望む習い事を支援していく次第です

「疲れない」が毎日続く!休み方マネジメント

  • 著者:作業療法士 菅原 洋平
  • ページ数:201

3月6冊目 (2024年 計17冊)

自分と同じリハビリ職の1つである「作業療法士」の方が執筆された1冊

先ず、そんな方が「医療関係の専門書」では無く、本書の様なビジネス関係の書籍を複数執筆されている事に尊敬、憧れを感じます

現在は自身で会社を設立され、クリニックにも勤務されるかたわら、全国各地の企業研修へ取り組まれているとの事

多様な働き方を実際に体現されている姿が眩しいです

本書の内容は、一部に脳生理学等、専門的な内容も含まれていましたが、全体的には職種や立場を選ばず、理解し易い表現に配慮されていました

自分自身が何気に取り組んでいる事に対し、著者の考えに触れ「理由づけ」をして貰えた様に思います

著者にとっては、この書籍の内容や、現在の多様な働き方さえも「作業」と捉えていらっしゃるのかもしれないな…

読み終え、そんな考えが浮かびます

おわりに

今回は、2024年3月に読んだ本6冊を振り返り、ご紹介致しました

この記事の紹介が、ご縁あってお立ち寄り下さった方の

書籍選び、学びのきっかけに少しでも繋がる事が出来ますと、嬉しく思います

ここまでお付き合い下さり、誠に有り難うございます

またのお立ち寄り、どうぞ宜しくお願い致します

ちゃきん

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